●078 思ひ出づる幸 おもいいづるさち 〇ふみをよみてわざをねりし

 表題:思ひ出づる幸
 読み:おもいいづるさち(おもいいづるさいわい)

 収録:(A)現代女子音樂 4 瀧起堂編 海文書院 1929(S.4).11=初/1931(S.6).3=訂正2版 ◎[A3-5],Copy=[Ka5]
    (B)現代音樂 歌曲集 4 瀧起堂編 大阪音樂學校樂友會 1928(S.3).4.10=初 ◎Copy=(K26)

 記譜:三部合唱(伴奏なし) ヘ長調 4/4

 インチピット:ミ|ミドドミミミ|ファドドファファラ|

 曲:アプト,フランツ・ヴィルヘルム(Abt, Franz Wilhelm)(1819-1885)[ドイツ]
 詞:犬童球渓


[詞] ※現代女子音樂 4より

1.書(ふみ)を讀みて技藝(わざ)を練りし 嗚呼學びの窓
  樂を奏で歌をよみし 嗚呼學びの友
  思ひ出づる遠き昔 高き空に昇る心地
  今も浮かぶあゝあゝあゝ

2.春に秋に薫る花の 嗚呼學びの庭
  野邊に山に杖を曳きし 嗚呼學びの友
  思ひ出づる過ぎし昔 幸aiさち)よ永久(とは)に我を招け
  幸aiさち)よ永久(とは)にいざいざいざ


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